6月臨時山行は扇ヶ鼻(九重)

2025/6/15 瀬の本~岩井川岳~扇ヶ鼻 の登山道でのミヤマキリシマ

メンバーのリクエストもあって今年最後のミヤマキリシマの花を見ようと九重は扇ケ鼻を目指すことにした。先週後半から本格的な梅雨入りで毎日雨模様だが、その合間を狙っての山行だ。前日の夜まで雨が降っていたが、朝はどんよりとした雲。予報では「曇り一時雨」とあるが、晴れマークの時間帯もあって車窓からも青空を見上げることもあった。しかし、山はそんな願いは聞いてくれない。前回の万年山と同じで視界は効かず、群生したミヤマキリシマのピンクに染まった山肌を見ることもなく、また阿蘇山や普賢岳を望むと言った大展望も目にすることはできなかった。それでも花に近づいて見ると瑞々しさは、この霧のおかげ、そんな花を見れてこれはこれで良かったと思う。今日の参加者は4名と少ないが、付き合ってくれたメンバーには毎回感謝でしかない(清水)

5月例会山行は万年山(はねやま)

2025/5/25 満開のミヤマキリシマと山頂にて

大分県玖珠町に巨大なテーブル状の形をした山がある。九重連山に向かう度に毎回目にする山だが、今日はガスで見えない。5月も下旬なのにとても寒く平地でも15℃と登山口はもっと寒いだろう。万年山は先週山開きだったが、雨模様だったようだ。混雑することを予測していつもより早く出発したが、今日も雨模様。予報では「曇り一時雨」で徐々に好天にむかっているとのことで登山口に着くが、既に駐車場はたくさんの登山者で賑わい、満車に近い状態だった。早く出て正解だったわけだ。霧雨の中出発するが、雨は降ったりやんだりだ。林道から花畑(ミヤマキリシマの群生地)に出るとメンバーの笑顔でほっとする。ハナグリ登山口から急登し平坦な道に出る。空は真っ白だが明るい。青空が広がることを期待しながら歩くが山頂では小雨となり、ランチタイムは避難小屋近くまで降った。結局最後まで雨具を脱ぐことがない山行となったが、文句を言ったり愚痴を言うメンバーが一人もいなかったのは私にはとても誇らしい。このメンバーで良かったとつくづく思う日であった。(清水)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

4月例会山行は犬ヶ岳

2025/4/27 犬ヶ岳頂上にて

4月例会の山は福岡県豊前市の「犬が岳」(1,131m)。シャクナゲが咲き誇る稜線歩きを期待してのリクエストのようだ。春の大型連休時の犬ヶ岳の魅力は原生林の新緑の美しさと、笈吊峠から山頂に至る稜線に咲き誇るシャクナゲのトンネルであろう。登山口発が8時過ぎ。10名のメンバーでゆっくりと歩を進めていく。周囲は芽吹いたばかりの新緑が木漏れ日に照らされ、生命の輝きに満たされている。思わず「山笑う」という言葉が脳裏に浮かぶ。「山笑う」とは春の季語。うららかな春の光を浴び、木々が芽吹き鮮やかな緑色となる様子を山が笑っていると表現しているとか。小生が大好きなのは、経読林道から笈吊峠への登路に群生するアブラチャンの林。萌黄色(もえぎいろ)に染め上げられた景観を味わい尽くすように登っていく。笈吊峠から先のシャクナゲ群生地は、残念ながらアウト。期待していたシャクナゲのトンネルだが、今年は裏年のようで開花している株は一株のみ。つぼみを付けたものが数株というありさま…。気を取り直して、山頂直下の急登に挑む。犬ヶ岳のもう一つの魅力は、その起伏と変化に富んだコース。山頂までのきつい登り(3ヶ所)、岩場、鎖場、渓流の渡渉と、登りごたえを実感させてくれる山。下山後に達成感を満喫させてもらえる山である。 6時間余りの長丁場を歩き切ったメンバーからは、「今ビールを飲んだら、おいしいやろうねぇ!」との声。同感々々。シャクナゲの花は楽しめなかったが、帰宅後の冷えたビールが胃袋に染み渡ったことを報告させていただく。 これを楽しみに次の山に出かけるとしよう。 (がしん)

4月臨時山行は塔ケ峰(平尾台)

2025/4/13 平尾台にて オキナグサ

今年も無事オキナグサの花をみることができた。急な計画で参加者は誰もいないのではと不安だったが10名も参加してくれて有難いことだ。早朝まで雨だったが予報通り8時には青空が広がってきた。ただ、風が強い。中峠から稜線に出るが突風で身体が持って行かれそうになった。稜線歩きは断念して小穴周りで塔ケ峰へ。しばらくは樹林帯で風を受けなかったが展望台では強風ですぐに撤収し、天狗の舞台の辺りでランチタイム、それから大穴から小穴に出て散策路で駐車場に帰る。参加メンバーは、平尾台らしくない景観を見れたと感心していたが、野焼きなどせずに自然のままだとこの草原は樹に覆われているはずと説明した。楽しい山歩きで今日も皆に感謝。(清水)

3月例会山行は四王寺山

2025/3/23 四王寺山・岩屋城跡にて(太宰府市)

3月例会山行は福岡県の四王寺山へ行ってきました。大城山、岩尾山、大原山、水瓶山の4つの山からなり古代山城遺跡が数多くある歴史ある里山です。今回は太宰府政庁跡からスタート、岩尾山から大原山、百間石垣、大城山を周回。危険箇所はほぼ無く距離、高低差もちょうどよくお喋りを楽しみながらの山歩きができました。桜の開花には少し早かったけどスミレや椿、アセビなど春のお花も楽しめてうららかな春の1日でした。(CL:Y)

3月臨時山行は福智山

2025/3/9 福智山(北九州市)にて

ミツマタの開花時期なので福智山へ行くことに。臨時山行となると参加者は少ない、皆色々と用事があるようで私みたいに山以外に用事がないメンバーは少ないようだ。ミツマタの色づいた花びらはチラホラ、少し早かったが初々しくて良い。特に陽が当たる場所の花は、とても気持ちく笑っているように見えた。今日は天候に恵まれ、とても快適な山旅だった。清水

2月例会山行は虚空蔵山

2025/02/23虚空蔵山(長崎県)

今年2回目の山行は「九州のマッターホルン」とも呼べれ、登山意欲をかきたてる山「虚空蔵山」。
例年になく寒い朝で登山口も寒く山頂では氷点下だった。
山の名を調べると頂上に虚空蔵菩薩を祀ったことに由来しているとのこと。
登山口は4ヶ所ほどあるが、今回は木場登山口をスタート地点としてメンバーの力量により鉄ハシゴや岩間の通過など変化に富んだ冒険コースで山頂へ、下山は一般コースをゆっくりと降った。
山頂は大村湾や黒髪山などの展望を楽しめ、参加メンバーからは「眺めが素晴らしい」との声、天候に恵まれ快適な山行ができた。ただ、三連休で大混雑していたため予定していた温泉入浴ができなかったことが心残りである。(CL角谷)

1月例会山行は干支の山で蛇焼山

2025/1/26 蛇焼山(黒髪山)

毎年恒例の干支の山、巳年となるとなかなかない。メンバーから「蛇焼山」があると知らされて、調べると何と3年前の山行に黒髪山を歩いたのだが、そのとき頂上のすぐ手前にある蛇焼山の標識が写真に残っていた。山頂というような場所ではなく尾根道の通過点のような場所なので記憶が薄れていた。今回は前回の逆回りで歩いたが、天候に恵まれて快適な山歩きができた。集合写真は黒髪山頂上で、皆の笑顔が最高だ。今年も事故もなく楽しい1年でありますように!(清水)

1月臨時山行は英彦山の四王寺滝

2025/1/19 英彦山 四王寺滝にて

今年最初の山行は、臨時山行で英彦山の四王寺滝。滝と言ってもたくさんの水が流れて滝壺ができるような滝ではない。この季節以外はただの岩壁であるが、寒波がくると氷のオブジェとなる。このところ寒波が続いたが、昨日、急激に気温が上がったため、氷のオブジェはずいぶんとシンプルになってしまった。それでも目を懲らしてみるととても美しい。それにしても人の数には驚いた。(清水)