

2025/5/25 満開のミヤマキリシマと山頂にて
大分県玖珠町に巨大なテーブル状の形をした山がある。九重連山に向かう度に毎回目にする山だが、今日はガスで見えない。5月も下旬なのにとても寒く平地でも15℃と登山口はもっと寒いだろう。万年山は先週山開きだったが、雨模様だったようだ。混雑することを予測していつもより早く出発したが、今日も雨模様。予報では「曇り一時雨」で徐々に好天にむかっているとのことで登山口に着くが、既に駐車場はたくさんの登山者で賑わい、満車に近い状態だった。早く出て正解だったわけだ。霧雨の中出発するが、雨は降ったりやんだりだ。林道から花畑(ミヤマキリシマの群生地)に出るとメンバーの笑顔でほっとする。ハナグリ登山口から急登し平坦な道に出る。空は真っ白だが明るい。青空が広がることを期待しながら歩くが山頂では小雨となり、ランチタイムは避難小屋近くまで降った。結局最後まで雨具を脱ぐことがない山行となったが、文句を言ったり愚痴を言うメンバーが一人もいなかったのは私にはとても誇らしい。このメンバーで良かったとつくづく思う日であった。(清水)