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10月例会山行は三俣山

2024/10/27 三俣山 本峰にて

当日の天気予報は「曇り一時雨」、今にも雨が降りそうな空模様の中、目的地に向かう。ところが・・・・玖珠の街辺りに来ると青空が見えてきた。長者原まで来ると雲ひとつない青空。期待が強まりワクワクする。今回は2つのグループに分けての山行だ。私は距離の短いAグループで「のんびりチーム」である。駐車スペースが全くなく大混雑の「大曲」で、車から降ろしてもらいスタートする。空は青空で三俣山の素晴らしい紅葉が目に浮かぶ。度々休憩しながら「すがもり小屋跡」に着く。そして三俣山の急斜面をゆっくりと登るが、振り返るとガスが南西から吹き上がってきた。西峰に着くと後続のグループが「すがもり小屋跡」に到着し手を振る。なかなか面白いものだ。私は青空が広がる内に本峰からのお鉢の紅葉を目にしたいとはやる気持ちを抑え、のんびりチームはゆっくりと本峰目指す。ガスはかなり広がってきた。ようやく大勢の登山者で賑わっている本峰に着くとすぐにお鉢を覗き込む。「紅葉は見ごろで良かった」とつぶやく。これに光が当たれば映えるのにと願っていたらしばらくして光が差してきた。頂上で休憩していた登山者の多くがスマホで撮影を始めた。昼食を済ませる頃に後続のBグループと合流した。集合写真を撮ってのんびりチームは先に下山するが、すがもり越辺りで追いつかれ、長者原まで長いコンクリートの道を賑やかに(少々飽きたが)駐車場まで歩く。車に乗車して走り出すと雨が降り出した。今日は不思議な天候だったが、とにかく三俣山の素晴らしい紅葉を目にすることができた山行だった。今回はCLを努めてくれたMさんには本当に感謝だ。(清水)

10月臨時山行は霧島

2024/10/19~10/20 高千穂峰と韓国岳頂上

霧島山行は過去2回雨天のため中止になっていた。今回はテント泊ではなく「ケビン」を予約したので少しくらい雨が降っても実行と決めていた。予報では「曇り一時雨」、えびのインターからえびの高原に入ると雨はあがり青空も覗いていた。高千穂河原に着くと青空が広がることを期待して歩き始める。しかし、なかなかガスが抜けない。火口につくとメンバーの気持ちに応えてくれたかのようにわずかの間、火口湖が姿を現した。そして山頂直下で雨が降ってきて小屋で雨宿りさせてもらった。しばるくすると時折青空に「天の逆鉾」と以前はなかった避雷針が光を輝かせた。強風の中、高千穂峰を無事下山し、温泉に浸かった後はケビンで反省会。そして翌日は韓国岳だが、スタート時は青空が広がって頂上からの眺望を目に浮かべたが、残念なことに大浪池に着くまでガスに覆われ、展望を楽しむことはできなかった。ただ、山行の締めくくりで大浪池を眺めることができたのでほっとした。雨模様の山行だったがメンバーの協力と理解には本当に感謝だ。2日間、楽しく過ごさせてくれてありがとう。(清水)

9月例会山行は古処山

2024/9/29 古処山にて(アケボノソウと頂上にて)

台風の影響で1週間延期になったので参加できなくなったメンバーには本当に申し訳ないが、参加できる人だけで楽しんできた。。古処山と言えば、ツゲの原生林、頂上付近はツゲと岩だらけである。今回は秋月(朝倉市)から九州自然歩道を利用した。登山口は「だんご庵」と言う有名な食事処がある。その先に登山口への道があって登山者用の広い駐車場もある。以前は5合目まで車で行けたが、現在は古処林道が災害で通行止めとなっているのでここから(1合目)スタートするしかない。沢沿いに真っ直ぐ登り植林帯を抜けるとガラッと景観が変わる。頂上に着くと巨石によじ登り360度の展望を楽しむ。休憩して岩の間を縫うようにして縦走路を進む。これまで蒸し暑かったが、この辺りから風が吹いてきて汗だくだった身体が一気に乾き、とても快適になる。そして岩で遊ぶため奧の院と大将隠しに立ち寄る。風のながれる場所でランチを済ませ、Uターンするようにツゲの原生林を楽しみながら山腹を歩き、往路と出合って下山する。まあまあ時間通りに無事下山。行きも帰りも「道の駅うすい」に寄るが、魚がたくさんあって安いのには驚いた。天候にも恵まれ、今日の目的の「アケボノソウの花」も拝めて楽しい山行だった。そして事故もなく、文句もなく参加してくれたメンバーには本当に感謝だ。(清水)

7月例会山行は釈迦岳

2024/7/28 釈迦岳(オオキツネノカミソリの群生・釈迦岳頂上)

年間計画では長門峡の予定であったが、マムシがたくさんいるとのことで悩んだ末、釈迦岳に変更した。釈迦岳にした理由は、一つはオオキツネノカミソリの開花時期、もう一つは標高が高いので暑さを凌いでで快適な歩きができるだろうと考えたからだ。ところが・・・・7月なのに毎日35℃を越す暑さ。登山口の標高は600mほどなのでとても登山するには暑すぎる。そこでルートを変えて日陰の緩やかな坂の林道を往復することにした。集合場所から約2時間半かけて杣の里渓流公園に着いた。気温は26度。緩やかな斜度の林道を賑やかな一行が進む。登山道に入るとすぐにオレンジ色のキツネノカミソリの花が迎えてくれた。ここからは矢部越までは、花を思う存分楽しめる。矢部越から釈迦岳は尾根歩き。標高は1000mを越すと心地よい風が吹き、立ち止まるとしばらく休んでいたい気分だ。釈迦岳頂上は別のグループと出合い、集合写真を撮ってすぐに退散。普賢岳で昼食を済ませ往路を戻る。林道は往路よりも暑い。駐車場に無事着き、「杣のさと」に立ち寄り、高速道に出る頃には外気温は40度を超えていた。尾根歩きの時の心地よい風が忘れられない。今日は暑さにもまけず、参加してくれた会員には本当に感謝だ。(清水)

6月臨時山行 福智山

2024/6/2 福智山 ヤマツツジの花

山頂のヤマツツジの花を見て感動してもらえただろうか?私は初めて見たとき、改めて福智山の素晴らしさを感じたのでぜひその感動を味わってほしいと今回計画した。青空こそ望めなかったが、急な計画にも関わらず参加してくれたメンバーには本当に感謝だ。(清水)

5月例会山行は由布岳

2024/5/26 由布岳(東峰のミヤマキリシマと飯盛ケ城頂上にて)

東九州道の由布スマートICが出来て由布岳へのアクセスはとても便利になった。小倉(北九州市)から約1.5時間で到着する。混雑を予想して少し早めに出かけたが、無料駐車場は当然満車で有料駐車場はガラガラ。少々拍子抜け。車を降りると肌寒い。今日のメンバーは12名と少ない。体調不良の方ややんごとなき事情で参加出来ない人が重なったようだ。さて、初めてこの由布岳を目にしたメンバーはどのような感動を抱いてくれたであろうか。背景は青空が広がり、斜面は若葉から青葉に変わろうとしている広葉樹。そしてすそ野には寄り添うように静かに飯盛ケ城が鎮座し、美しい形をより一層引き立てている・・・・・。さて準備体操を終え、登山口から出発。順調に高度を上げて行き、ジグザクの灌木帯に出るとミヤマキリシマの花が見頃を迎えていた。マタエから東峰に登頂するが、頂上部にガスが沸いてきて残念ながら大展望を目にすることはできなかった。下山は往路を合野越まで戻り、飯盛ヶ城へ。由布岳を背に集合写真。ここからの由布岳は西峰と東峰が並び、双耳峰の格好良さを目にすることができる。写真には皆の満足そうな笑顔があふれていた。(清水)

4月例会山行は背振山稜線歩き

2024/4/28 背振山縦走路に咲くコバノミツバツツジ・唐人の舞にて

一般的には、ゴールデンウィークの前半となるわけだが、山好きはやっぱり山に行きたい。14名の参加者で賑やかだ。天気予報は晴れのち曇りだが、ガスがかかり残念ながら青空に映えるミツバツツジのピンクの花をキャプチャーすることはできなかった。それでも気持ちの良い縦走路は直射日光も当たらず心地よい気温で歩けた。途中アクシデントもあったが、メンバーの協力で計画通り山行を終え、予測していた高速道渋滞もなく無事帰宅できた。今回もメンバーに感謝だ。(清水)

3月2回目の臨時山行

2024/3/31 岩石山(福岡県田川郡)

桜の開花に合わせて臨時山行を企画。もちろん花見ができて公共交通機関が利用できる山となるとJR添田駅から近い岩石山。麓の添田公園は桜の名所だ。山は低山だが、その山の通り岩だらけで頂上付近の巨石群には、それぞれ名が付けられている。少し時間をとって、お初のメンバーには岩によじ登ってもらった。楽しんでくれたかどうか・・・下山後は花見を楽しみ親睦を深める。山が好きな仲間、本当に感謝しかない。(清水)

3月臨時山行 岩屋公園(東峰村)

2024/3/20 岩屋公園 玄海ツツジと奇峰巡り

必ず彼岸に咲くという珍しいツツジ「玄海ツツジ」、朝鮮半島の金剛山、対馬とこの岩屋神社一帯にしかないと言う。(福岡県天然記念物)そして岩屋公園(岩屋神社)の奇岩群は古来より英彦山同様に山伏達が修験の場としていたとのこと。今回は9名の参加者でツツジも奇岩も楽しむことができた。(清水)

2月例会山行は宝満山

2024/2/25 宝満山頂上にて

2月も下旬、もう一度寒波が来てくれればと願っていたが、少し冷え方が足りなく「おおつらら」を目にすることはできなかった。
その代りと言うのもおかしいが、昨夜から降っていた雨は止み、青空が広がって山頂では遠望を楽しむことができた。
これも「日頃の行いのおかげ」と気持ちを切り替え来年リベンジすることを宣言する。
さて今回のルートは、往路を「谷の岩場歩きと急登」と意外とハードで復路は「山頂から尾根沿いに降って河原谷へ」と往路に戻った。
最後まで賑やかな山行で楽しい歩きができ本当にメンバーには感謝である。(清水)