
2026/1/18 氷結した御池
今年初の臨時山行は、くじゅう連山・中岳。山頂直下の御池(みいけ)が凍結するので、その湖面を歩くのが楽しみなのだ。しかしながら、山行数日前から最高気温が14~16度という、4月上旬並みの好天が続く日々。「御池の氷が溶け始めている」との情報もちらほら。何はともあれ、ダメ元で出かけることとした。牧ノ戸峠着が午前8時。車から降りると、雪が見当たらない! 山を始めて20年以上になるが、厳冬期のこんな風景は初めてである。沓掛山頂下の展望所で汗をぬぐっていると、阿蘇五岳の稜線がくっきりと見える。右には雲仙普賢岳、左に視線を移すと祖母・傾の展望。冬の澄み切った大気が、山々の稜線を鮮やかに浮かび上がらせている。絶景! 凍り付いた登山道を歩くこと2時間30分、目的地の御池に着いたのが11時5分。御池は周辺部の氷が少し溶け始めているものの、まだまだ湖面を歩くのには問題ない。20人ほどの登山者が、各々無邪気に戯れている。そりで滑る女性2人組、アイスホッケーもどきのプレイを楽しむ若者、足を滑らすハスキー犬。中には、用意した恐竜の着ぐるみを着ている方までも…。池の小屋でランチをとり、食後の重い体に鞭打って中岳山頂に向かう。九州本土最高峰からコバルトブルーの青空と大展望を満喫し、帰路につく。予想通り帰路は悲惨であった。ドロドロぐちゃぐちゃの泥濘の道を黙々と歩き続けるしかないのだから。歩きながらこんなことを考えた。くじゅう連山で一日遊べる健康に感謝、一緒に歩いてくれた山友に感謝だ。ありがたい、有難い! 「良い山、良い酒、良い仲間」今晩はウィスキーのロックが飲みたくなった。 (がしん)

















